まったりのんべんだらり


by ayafuji_rie
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広がるシンピ

先月抉った傷がそろそろ治りかけてきた。大分早い回復だった。2週間後までは。だけれどもその後はゆっくりと、非常にゆっくりとした早さになった。

毎日のように傷を確認するけれど、なぞった傷口は薄っぺらい皮を冠って中身が透明な液体でみたされていた。そしてその先は透けるように柔らかいピンク色だった。その中心部にはどす黒いような茶色を持ったまだぱっくりと開きそうな場所。

そんな震源地から少し離れた所、何故か皮膚が剥ける。ぼろぼろと剥ける。普段剥けるような柔らかくて薄い皮じゃない。皮膚の残骸と言うには厚くて、堅いモノたちがどんどん私から剥がれ堕ちていく。

私の傷は着実に癒えているように見えて実の所はどうなのか、最近の疑問だ。
もしかしたら表面だけは治っているように見せ掛けて、実は内側では崩壊と腐敗が進行しているのではないか。そうかんがえると背筋がゾッとする。

もうそろそろ2ヶ月が過ぎようとしているのに、未だにどろどろとした液体を充満させている傷口はどうなってしまうのだろう。あのピンク色は何なのだろう。あれは新しい真皮の色なのか、それとも抉れた内側の中身、桃色の肉の色なのか。

真実が見えるのは傷が見えなくなってからなのか。

そう考えながら、私は剥がれ落ちそうな皮を引っ張った。
ぐるりと勢いを付けて剥がれたその跡は赤くなり腫れたきた。

腫れるのに何故剥ける?






なんて、傷が治らないので憂さ晴らしにこんな文章。いやーやっぱりあれだけ深く抉ると治らないってね。とりあえず剥ける皮はハサミでちょん切って引っ張られないようにしてますけど、気持ち悪いよこれ!
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by ayafuji_rie | 2005-07-24 22:45 | 遠い足音